2015年12月13日

複雑怪奇なGoogleリマインダーを使いこなす

Googleリマインダーがカレンダーに対応した。Web版はまだのようだが、モバイルアプリではカレンダーからリマインダーを追加できるようになった。リマインダーはカレンダーだけでなくInboxやKeep、Google Nowでも使える。

しかし全てのリマインダーが同じではない。カレンダーとInboxは完全に同期していて、いずれかで追加したものは相手側にも表示される。ただし表示方法が違うので現れ方が違う。

日時を指定してリマインダーを作成すると、カレンダーでは指定した日時の欄に表示される。Inboxでは指定した日時になるまではスヌーズの項目に入れられて、指定した日時になると受信トレイに現れる。

Inboxで日時を指定せず受信トレイにリマインダーを作成すると、カレンダーでは当日の終日予定の欄にリマインダーが表示される。

このように表示方法の差はあるが、カレンダーとInboxではリマインダーの連動がうまくいく。Google Nowは使っていないので未検証だが、同じように連動するだろう。

違うのはKeepだ。Keepで作成したリマインダーはカレンダーやInboxにも表示されるが、カレンダーやInboxで作成したリマインダーはKeepには表示されない。カレンダーでリマインダーを削除するとInboxからも削除され、逆も同じようになるが、Keepで作成したリマインダーをカレンダーやInboxで削除してもKeepのメモは削除されない。指定した日時部分だけが削除される。

Google Keepのリマインダーは特殊なもののようだ。一方通行で同期されると思っていたほうがいい。

Googleは早急にリマインダー専用アプリを作るべきだ。専用アプリでリマインダーを集中管理した上でカレンダーやInbox、Google Nowに表示するというのがわかりやすい。

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