Googleが日本でもサブスクリプション型音楽サービスを始めた。すでにApleやLINEなどもやっているので出遅れた感があるが、その分強力だ。
まず無料でも広告入りラジオが聴けること。そして手持ちの音楽ファイルをアップロードできること。音楽ファイルのアップロードはAppleもやっているが、別料金だ。
Google Play Musicの音楽アップロードは専用アプリをインストールするタイプで、音楽ファイルを保存してあるフォルダを指定すると、そのフォルダの音楽ファイルを自動的にアップロードし始める。いわゆるクラウドストレージのアプリと同じ仕組みだ。
そしてこのアプリは、Windows, Macだけでなく、Linuxにも対応している。まさかLinuxにも対応してくるとは思わなかったが、Windows版とほぼ同じ機能が実現されている。
アップロードした音楽はマイライブラリとして表示されるが、同じアーティストの曲で持っていないものもストリーミングで聴くことができるものはアーティスト分類で表示されるので便利だ。
単に定額音楽ストリーミングとして利用するだけなら他と大差ないが、手持ちの曲をアップロードすると聴きたい曲が見つけやすくなる。
ところで、Google Play Musicは大きく3つのパートに分けられる。定額ストリーミングサービスと、スポット購入、そしてクラウドストレージだ。
定額ストリーミングについては当然解約したら利用できなくなる。ただし無料サービスもあるので、すべてが使えなくなるわけではない。
スポット購入については定額部分を解約してもファイルは残り、無期限で利用可能だ。これは従来の音楽ダウンロード販売と同じだ。
そしてクラウドストレージだが、この部分が今ひとつはっきりしない。有料契約を解約したら無料ストリーミングと同列になって広告入りサービスになるのか、それとも所有している曲はGoogleフォトなどと同じように無料のまま利用できるのか。
いずれにしてもGoogleはユーザの情報を手当たりしだい集めて分析するのが商売だから、無料でもどんどんアップロードして欲しいところだろう。
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