2013年4月2日

ライブドアメール終了の裏を勘繰ってみる

ちょっと前にライブドアメールがサービス終了するとアナウンスされた。ライブドアメールのアカウントは持っているが使っていないのであまり気にしていなかったが、裏を勘繰ってみるとおもしろい。

正直に受け取ればライブドアがサービスの見直しをした際にメールサービスは不要と判断したということだろう。ライブドアがNHNになって今やLINEが看板サービスだし、メッセージのやり取りはメールではなくLINEで、というのが自然な流れだ。

そう考えるとライブドアメールのアカウントは全部LINEに自動移行すればよさそうだが、LINEは携帯電話認証とかあって原則1人1アカウントなのでアカウント取り放題のライブドアメールからの自動移行は難しそうだ。

さて、ここからはひねくれた見方。ライブドアメールより先に、au oneメールもサービス終了をアナウンスしている。いずれもGmailのOEMだ。つまり、ライブドアやauがサービスをやめたがっているのではなくGoogleがGmailをやめる準備をしているとみることもできる。こう考えると、少なくともOEMはやめたいという風に見える。もしくは提供価格の値上げでOEMを無料メールで提供するには割が合わなくなったとか。

Gmailはそれなりに人気があるしユーザーも多いが、世界の全インターネットユーザーが何らかの形でGoogleのサービスを利用していると考えると、たとえ1億人の署名を集めても「一部のユーザーの意見」でしかない。Googleのサービス改廃を決済する責任者はたった一人なんだろうが。

GmailのOEMサービスが2件終了するというのは事実だが、それ以降は勝手な憶測にすぎない。しかしこういう憶測が出てくることがGoogleらしい。

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