2012年11月30日

新しいiTunesは音楽の買い方を再び変えた

iTunesがバージョンアップして11になった。新しいiTunesではインターフェイスが大幅に変わっているので戸惑う人も多いだろう。

インターフェイス以上に変わったのはクラウドとの連携だ。新しいライブラリ画面では購入済だがダウンロードしていない音楽もすべてローカルにあるものと同列に表示され、雲のマークがついている。

これはどういうことかというと、今までは物理的なCDを購入して所有するか、音楽ファイルを購入してダウンロードして保管するかの違いだったのが、物理的なCDを購入して自宅に保管するか、音楽ファイルを購入してクラウドに保管するかの違いになったということだ。奇しくもほぼ同時期に日本でも利用できるようになったAmazon Cloud Playerも同じことが言える。

こういったことができるようになったのは高速インターネットが普及して、音楽プレイヤー自身がインターネット接続機能を持つようになったからこそのことだが、音楽に関しては、いよいよ所有の概念を考え直す時期にきたと言えるだろう。

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