ソフトバンクモバイルから iPhone の価格が正式発表されました。それによるとホワイトプランが月額 980 円で、パケット料金が完全定額で月額 5,895 円、ベーシックパックが月額 315 円で合計 7,280 円になります。
その上で、端末料金が新スーパーボーナス 24 回払を利用した場合には 8GB モデルで実質月額 960 円、 16 GB モデルで実質月額 1,440 円になります。総額では、それぞれ 8,240 円と 8,680 円です。
当初危惧されていた端末代抜きの価格で月額 1 万円を超えることは免れましたが、それでもそこそこの価格になっています。私としては、端末代が少々高くても月額料金が安い方がいいのですが、売りやすさからいうとその逆のようです。
iPhone の料金プランにはいくつか但し書きがあって、一番話題になっているのは S! メールが使えない、つまり softbank.ne.jp のメールアドレスが使えないという点です。既存のソフトバンクユーザーが機種変更するにもメールアドレスが変わってしまいます。
メールアドレスが変わるのはいいとして、ソフトバンク同士の S! メール無料の特典は受けられません。 iPhone ユーザーはパケット定額でメールを送信できるものの、 iPhone 以外のソフトバンクユーザーが iPhone ユーザーにメールを送信するには他社ユーザーと同じ扱いです。
また、 SIM カードが専用のものに変わるので、既存のソフトバンクユーザーが機種変更したとしても、手持ちのワンセグやおサイフケータイなど日本独特の機能を満載した端末と SIM カードを差し替えてこれらの機能を使うということもできません。
日本では iPhone は従来のスマートフォン同様、一般の人が手を出すものではなくて一部の人のおもちゃになりそうです。私は、新スーパーボーナスなしでの価格が妥当な価格で、なおかつ店頭に在庫があってすぐに入手できるようなら購入を検討しようかと思っています。少なくとも、行列に並んだり、予約したりしてまで買う気はありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿