2008年5月14日

Goodbye aiwa

 ソニーが、アイワブランドの生産を終了したと発表しました。日本で最初にカセットテープレコーダーを発売したアイワも、その後ソニーの子会社となり、そしてついにブランドの終焉を迎えました。当時の有名ブランドがまた一つ消えてしまいました。

 それと同時に、ソニーエリクソンの国内向け携帯電話の生産も縮小するそうです。最初は携帯電話も生産終了と報じられていましたが、どうやら誤報だったようです。いずれにしても、日本での携帯電話端末事業がいかに儲からないかを物語っているということでしょう。日本では規模を縮小しますが、国外では携帯電話事業は好調だそうです。

 日本の携帯電話市場がいかに閉鎖的かがよくわかりますね。閉鎖的な囲い込み路線は既得権益を守り、一時的には利益を確保することができますが、後には消費者から見放され、市場が縮小していく原因になります。一時的には利益にならないかのように見えるユーザー本位の姿勢こそ、長期的な市場の成長につながるのです。日本の携帯電話市場も、今後衰退していかないようユーザー本位の姿勢で進んでいってほしいものです。

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