Facebook のアカウントを "Deactivate" したところでデータはすべて Facebook に残ります。かつての友人は Deactivate した友人であっても残っているデータを見ることはできるし、イベントに招待することだってできます。今後 Facebook からのメールを受け取らないよう設定していなければ、友人が何かアクションを起こせば Facebook からの通知がやってきます。
さらに、 Deactivate したあとであっても、それまでのメールアドレスとパスワードを使ってログインが可能です。そして、一度ログインしてしまえば、再度利用の意向があるとして、特別な手続きをしなくても "Reactivate" つまり「有効化」されてしまいます。このことは、もう使わないからアカウント名やパスワードを盗用されるリスクを回避するために登録を解除するということは意味がないということです。パスワードを盗用されれば Deactivate していても使えてしまうわけですから。
Facebook に限らず、急成長しているところは信用するべきではありません。組織が成長のスピードについていけず、いろいろなところに歪みが発生している可能性が高いからです。十分成長して、その歪みを修正できたあとであれば、信用に足るサービスになるでしょうが、あなたが慎重な人なら、それまで待つのが賢明です。
もちろん、新しいことにチャレンジするということは素晴らしいことです。チャレンジにはリスクが伴うことを理解して、チャレンジしてくのは大変好ましいことです。そういう意味では、歪みが生じるリスクを理解した上で注目のサービスを利用するというのは一つの選択です。
追加情報:2009年 6月 14日現在、アカウントは抹消できるようです How to delete an account of Facebook にアカウントの抹消方法を書いておきました。
2 件のコメント:
以前登録したけど、そのまま放置してあるFaceBook。日本語化されていることを今初めて知りました・・・。
登録解除してもデータは削除されないのですね。
いろんなサービス試したいけど、登録データを含めたアカウントの削除がしやすいかどうかというのは大事なポイントですよね。
Kijiji などは無料なのだからアカウントを削除する必要はないと公言していますが、プライバシー保護やアカウント盗用防止の観点から使わなくなったアカウントは簡単に削除できるのがいいですね。
さらに、同名アカウントを他者が取得してなりすます問題を考えると、一度削除したアカウントはロックされて再取得できないのがベストです。
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