2008年5月10日

Useful shortcut keys for Japanese

 コンピュータを利用していて、日本人にとって不利なのは、キーボードからは漢字が直接入力できないということです。そのために、漢字変換プログラムとして、 Mac には「ことえり」が、 Windows には "MS-IME" が付属していて、それ以外でも市販ソフトでは ATOK が有名です。今では日本語入力プログラムも進化していて、日本語だけを入力するのならばかなり快適ですが、日本語とアルファベットが入り交じった文章を書く際にはモード切り替えに手間がかかります。

 その手間を解消してくれるのがショートカットキーです。日本語入力中にスペースキーを押すと漢字変換してくれるのはどの漢字変換プログラムでも同じですが、さらに、上に上げた三種類の日本語入力プログラムでは、変換前の状態でファンクションキーを押すと漢字以外の文字に変換してくれます。文字を入力して、 "F6" を押せば全角ひらがなに、 "F7" を押せば全角カタカナに、 "F9" を押せば全角英数に、そして "F10" を押せば半角英数に変換してくれます。

 これは厳密にいえばショートカットキーではなくてファンクションキーですが、あらかじめ入力モードを変更したり、マウスでメニューを選択したりすることなく素早く漢字英数混じり文を入力できるので便宜上ショートカットキーに分類しておきます。さらに、 Control キーを使った狭義のショートカットキーでも同じことができますが、これはそれぞれの日本語入力プログラムで違いがあるので下の表にまとめておきます。

 ここで鋭い人ならお気づきでしょうが、 "F8" が抜けています。実は "F8" には半角カタカナが割り当てられているのですが、システムによっては半角カタカナは推奨されていない場合がありますし、入力を禁止する設定になっている場合も多いのであえて省いてあります。ショートカットキーを覚えるといちいち入力モードを切り替えることなく漢字英数混じり文を入力できるようになり快適です。ぜひ使ってみて下さい。

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