2011年8月5日

コーヒーショプでは一番安いメニューが一番コストパフォーマンスが高い

以前何かでスタバでは一番大きいサイズがお買い得とかいうのを読んだことがある。確かサイズが大きくなるとほんのちょっとのコストアップで容量がうんと増えるからとか。

確かに単価は安くなる。しかし単価だけでいうならコーヒーショップなど行かずに自宅でコーヒーを飲んだほうが安いに決まっている。

大きいサイズを売りたいのは店側の方なんだろうけどね。コーヒーの原価なんて少々容量が増えても無視できるほどに安いんだから、ほとんどコストが変わらずに売り上げが増える、つまり利益率が上がるということだ。

客の立場としては、自宅でコーヒーを飲んだほうが安いのにわざわざコーヒーショップに行くというのは、その場所でくつろぎたいという気持ちがあるから。つまり、コーヒーの値段は飲み物に払う値段ではなくて、その場所を利用するために払う値段ということだ。

ということは、同じ場所を利用するのに払う金額が少ない、つまり安いメニューの方がコストパフォーマンスが高いということだ。場所に対する価値だから単に金額だけでなくてその場所が気に入るかどうかも重要。

個人的にコストパフォーマンスが高いと思っているのはマクドナルド。プラスチックの容器に入っていてしかもセルフサービスだが、あの価格なら納得できる。逆にコストパフォーマンスが低いのはスターバックス。マクドナルドと同じような容器、同じようなシステムでうんと高価。しかもガラス張りの店舗で見世物にされて落ち着かない。

オープンカフェはいいのだよ。道行く人とコミュニケーションが図れるからね。でもガラスで隔離され、コミュニケーションを断絶されてショーケースの中で見世物にされるというのは落ち着かない。店舗の風景の一部として利用するならむしろ出演料がほしいくらいだ。

しかしまあ、マクドナルドはコストパフォーマンスは高いというものの味気ないのは事実。あの値段ではしかたがないだろう。もっとお金を出してもいいから、くつろげるいい店はないものか。近隣にそういう店が見当たらないというのは人生をつまらなくしている気がする。どこかにいい店はないかな。

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