2008年5月20日

Some issues about web privacy

 Facebook が正式に日本語対応したようです。これに伴って、日本人ユーザーも増加しているようです。ただ、一度登録したユーザーデータは、アカウントを停止しても削除することはないという facebook のやり方についてどれくらいの人が理解しているかは不明です。

 これに対して、以前は退会メニューがなく、退会のためにはユーザーサポートに連絡する必要があった LinkedIn は、いつの頃からか退会メニューを用意して容易に退会できるようにしていました。 LinkedIn は未だ日本語化はされていませんが、どういうわけかモバイル版だけは日本語メニューを選択できるようになっています。

 ユーザーが必要に応じて自分の個人情報を公開したり、あるいは非公開にする機能自体は問題ありませんが、サービス運営者が収集した個人情報であってもあくまでも個人に帰属する情報であり、それを収集した運営者のものであるかのごとく振る舞う行為は問題があります。

 Facebook は以前から個人情報収集癖が問題になっていましたが、最近でも OpenSocial を閉め出したりして相変わらず個人情報を取り込もうとする傾向があります。私は Facebook にはあまり情報を登録することなく、単にユーザー登録しているだけにとどめています。

 ところで、最近 Iddy のアカウントを抹消しました。私にとってメリットがなくなってきたからです。単にリンクを貼るだけのプロフィールサービスは、今後 OpenSocial のような API 経由でデータを受け渡しできる仕組みによって淘汰されていくでしょう。

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