Combine your contact lists

　オンラインで情報を共有できるデスクトップ住所録アプリケーションの Ripplex が新バージョンになりました。 Ripplex は以前のバージョンのときに試してみて、その可能性は理解したものの、誰が共有に応じてくれるのかがわかりにくく試してみただけで終わっていました。

　新バージョンになって Ripplex 独自のアドレス帳以外にも、 Twitter と Skype のコンタクトリストを取り込むことができるようになりました。また、取り込んだコンタクトリストの中から Ripplex ユーザーを検索する機能もあるため、すでに Ripplex を利用していて共有に応じてくれそうな人がわかりやすくなりました。

　Ripplex の特徴は自分で入力した情報をリンクした友人に公開できる点です。しかも単に公開プロフィールと違って、相手の一人一人に対してどの情報を公開するかを細かく設定できます。この人とこの人には携帯メールアドレスを教えて、この人とこの人には電話番号を教えるなど、教えたい相手にだけ教えたい情報を教えることができるのが便利です。

　自分一人でアドレス帳として使っても Ripplex の魅力はわかりません。多くの人に自分の情報を公開してこそ価値があるのです。そういう意味では、 Twitter や Skype を活用している人にとっては便利なアプリケーションです。また、 Twitter や Skype のムードメッセージを更新する機能もありますから、リモートクライアントとして使っても面白いでしょう。