ソニーReaderのコンテンツがPS Vitaと他社製Android端末に対応した。PS Vitaの方は対応書籍が限られていて、主にコミックのようだ。
他社製Android端末については、以前からあったソニー製Androidタブレットとスマートフォン向けアプリがアップデートして他社製端末にも対応するようになったものだ。
自社製ハードを売る、という点では他社製ハードに対応するというのはあまり好ましくないことのように思えるが、コンテンツを売るという点ではハードのメーカーを問わず使えるようになるのが好ましい。
ただし、他社製ハードに対応したといっても今のところはAndroidだけだ。スマートフォンやタブレット端末で圧倒的なシェアを持つアップル製品には対応していない。
ハードからコンテンツにシフトしたシャープのガラパゴスはいち早くiOSに対応したし、未だ日本には上陸しないAmazonのkindleに至ってはAndroid/iOSはもちろんWindows端末やMac、さらにはブラウザ上でも本を読むことができる。
あくまでも商品は書籍なのだから、ハードに固執せずあらゆる手段で読むことができるようにならなければ、電子書籍の普及は停滞するだろう。
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