2011年 2月、ついに secure.softbank.ne.jp が終焉を迎えます。
現在は、 SSL 接続 (https://で始まる接続)の場合、 https://example.net/ ではなく、 https://secure.softbank.ne.jp/example.net/ という中継サーバーを介した URL で接続されています。このせいで、 Google などのログイン処理がうまくいかないケースがあります。
来年 2月からは、この中継サーバーを介さず直接アクセスする仕様に変更になることで、ログイン処理の不具合が改善されることが期待されます。
この仕様変更で考えられる不具合として、ソフトバンクでは以下のケースを例示しています。
1. ブックマークが無効になる
ブックマークに https://secure.softbank.ne.jp/ で始まる URL を登録していた場合はそのブックマークにアクセスできなくなります。これは一回の修正で済む問題です。
2. 安全でない接続の警告が出る
SSL の証明書に問題があれば警告が表示されます。サイト側の問題ですから、むしろ問題のある接続が正しく警告されるというのは歓迎すべきことです。
3. 自動ログインが無効になる
自動ログインが無効になることがあります。通常は一度再ログインすれば解決するはずですが、中継サーバーの仕様に依存したサイトだと問題が発生する可能性があります。
4. 絵文字が表示されないことがある
中継サーバーで非互換絵文字を変換しているため、非互換絵文字を利用しているサイトは絵文字が表示できなくなります。
最初のブックマークの修正以外は、サイト制作者側の問題であってユーザーが気にすることではありません。ユーザーとしてはむしろ歓迎すべき仕様変更です。
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