メールを送信した相手がそれを読んだかどうかを確認できる Gmail プラグイン "EmailOracle" というのがあるようですが、実用になるかどうかは疑問です。
これはいわゆるリモートイメージトラッキングといわれる技術を使っていて、メール本文中に外部サーバーにある画像を埋め込むことによって、そのサーバーにアクセスして画像を読み出したかどうかでメールを読んだかどうかを判断するものです。
すでに迷惑メールの世界では一般的な手法で、ランダムに送信した迷惑メールのうち開封したものを確認してターゲットリストに加えることは多く行われています。
このため、 Gmail をはじめ多くの Web メールでは外部イメージの読み込みをブロックするオプションが用意されています。私もすべての Web メールで外部イメージをブロックしていますし、ローカルクライアントでも同様に外部イメージをブロックしてます。
つまり、 EmailOracle では私あてのメールは開封確認ができないということです。この技術が EmailOracle で初めて実用化されたならともかく、すでに悪用されている技術なので、善良な人は使わない方がいいでしょう。
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