秋になり、 2011 年モデルのウィルス対策ソフトも出揃ってきました。
いくつか無料のウィルス対策ソフトを試してみたので、ちょっと感想を書いてみます。
Microsoft Security Essentials
登場当時はウィルス検知率が低いとかあまり良い評判を聞きませんでしたが、登場からしばらくたってウィルス検知率は問題ない程度まで向上したようです。なにしろ世界で最も攻撃を受けるマイクロソフトが自ら開発しているのです。防御性能が悪ければ話になりません。
もちろん、有料のウィルス対策ソフトの商売の邪魔をしない程度のものという方針から考えて有料のものに比べると見劣りしますが、必要最低限のものとしてはこれで十分です。特に Windows 7 で利用するにはその存在をほとんど意識することなく利用できるという点で優れています。
ただし、 Windows XP や Windows Vista では起動時に有効になる前にセキュリティセンターがそれを感知して警告が出ることがあります。特に Windows XP では顕著なようです。今後マイクロソフトは Windows XP 版に関してはウィルス定義やエンジンの更新はしても UI の改良は加えないと思われますから、 Windows XP で利用するにはちょっと使いにくい部分があります。
Panda Cloud Antivirus
私は Windows XP には Panda Cloud をインストールしています。クラウドのためウィルス定義の更新が不要で、起動時の更新時間がありません。また、現在では Windows XP マシンはメインでないため毎日起動するわけではありません。そのような場合にはウィルス定義の更新が不要なクラウド型ウィル対策ソフトは有効です。
AVG Anti-Virus Free
AVG は私が使ったことのある無料ウィルス対策ソフトの中では最も安心感があり、 2011 年版ではクラウド技術を取り入れ、アイコンやコントロールパネルのデザインも洗練されています。ただし少し重いのでマシンパワーに余裕がないと使いにくいようです。
Avira AntiVir Personal
Avira も新しくなってクラウド技術を取り入れました。しかし私の環境ではインストールしてもセキュリティセンターに正しくインストールしたことを認識してもらえなくて、警告が消えなかったため利用していません。 Avira とは相性がわるいようです。
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